い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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花のように【井月さんのこころ52】

  梅が香や栞(しおり)して置く湖月抄  井月

 以下、同様に竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 『湖月抄』は北村季吟著の『源氏物語』注釈書。一六七三年成立。古注・師説・自説を注記。源氏物語を一般に普及させるのに貢献した。
 読みふけっていた井月は、ふと漂ってくる梅の香に気づいた。外を散歩してみようと、栞して立ち上がる。
 和漢の学問に励んでいた若き井月。何よりも響きが良い。
  (梅が香・春)

 花といえば、3月上旬に伊那市の「グリーンファーム」で蘭展と即売会が開催されていました。駐車場が満車で大勢の人が訪れて賑わっていました。
 鮮やかな色彩のカトレアや清楚な胡蝶蘭など様々なランが実に見事でした。
 

 春蘭の原種を一鉢買いました。蘭にしては実につつましやかな花です。
  

 日本気象協会が12日発表した桜の開花予想によると「高遠」コヒガンザクラは4月13日開花とのことです。
 高遠さくら祭り情報はこちら。見頃は4月18日頃とのことです。
 期待しましょう。
 昨年の開花は近年最速の4月1日でした。遡回その6「花に酒」愛おしむ頃

 『中央アルプスビジネスフェア2014』が、先週6日(木)7日(金)に伊那勤労者福祉センターにおいて開催されました。
 前年を2割上回る2千2百名余りの入場者で、盛会でありました。
 詳細は後日の記事に委ねます。
 




 開会セレモニーで祝辞を述べさせていただきました。

中央アルプスビジネスフェア 祝辞要旨

 本日は、中央アルプスビジネスフェア2014が、実行委員長であります川上伊那商工会議所会頭様を始め、関係各位のご尽力によりまして、大勢の皆様方にご参加いただき盛大に開催されますことに、心からお祝い申し上げます。
 また、皆様方には、長野県行政とりわけ商工労働行政の推進に当たりまして格別のご理解とご協力をいただいておりまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 さて、内閣府の2月の月例経済報告では「景気は緩やかに回復している。」としており、「先行きについては、輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えするなかで、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待される。」とされております。
 また、先月、県が実施した「景気動向調査」によりますと、県内経済は回復に向けた動きが広まっています。
 一昨年の政権交代以降の、いわゆる「アベノミクス」効果による円安・株高や経済対策等により、輸出製造業を中心に、景気が緩やかに回復していくことが期待されているところです。
 しかしながら、10年以上続いたデフレによって、世界的な産業構造の変化に伴う国内製造拠点の再編が進み、また、地域経済においては、取引の減少やコストダウン要請が強まり、さらには円安による原料、エネルギー価格の上昇も加わって、まだまだ厳しい状況が続いております。加工組立型業種の構成比が高い上伊那地域においては、こういった影響がより大きいものと認識しているところでございます。
 このような状況の中、県内3番目の製造品出荷額を誇る当地域の工業集積を活かし、管内の商工関係団体が「中央アルプスビジネスフェア」を開催されることは大変意義深いことであります。
 県といたしましても、地域経済を支える製造業の振興のため、「地域発元気づくり支援金」によって支援をさせていただいているところでありまして、このフェアが上伊那地域の工業力を外に向かって発信する「上伊那発の場」、次世代の「ものづくり人材を育てる場」の基盤となり、大いに発展されること期待しております。
 県では、今年度から新たな総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン」を策定し、基本目標に「確かな暮らしが営まれる美しい信州」を掲げて皆様と一緒になって推進してまいりたいと考えております。
 この計画の基本方針の1つに、『「貢献」と「自立」の経済構造への転換』を据え、〇成長期待分野への展開の支援、〇戦略的な企業誘致と創業の促進、〇産業人材の育成と人材確保の強化 によりまして、次世代産業を創出するプロジェクトに 重点的に取り組んでまいることとしております。
 特に、南信工科短期大学校については、この地域のものづくり人材の育成拠点として平成28年4月開校に向けて準備を進めてまいりますので、産業界の御支援をよろしくお願い申し上げます。
 また、現在開会中の県議会において御審議いただいている平成26年度当初予算案では、今後とも経済・雇用対策を当面の最重要課題と位置付けて、県内経済の下支えと雇用の創出を図る施策を盛り込み、長野県経済の回復軌道が確実なものとなるよう取り組むこととしています。
 結びに、ご参加いただいております皆様方のご健勝と参加企業のますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、この中央アルプスビジネスフェアにより上伊那地域のものづくりがより一層振興し、地域を元気づけていただくことを期待申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

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