い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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千鳥の声聴く頃 【井月さんのこころ91】

井月さんのこころ シリーズ その91

 歳の暮れも迫ってきました。去る13日(土)南信工科短大振興会の設立総会が伊那プリンスホテルで開催されました。

 設立発起人代表の挨拶で公益財団法人上伊那産業振興会理事長の向山公人氏(県議会議員)が、上伊那地域に高度人材育成拠点として南信工科短期大学校ができる意義と振興会設立の趣旨について述べられた後、議長に就き、会則案、事業計画案・予算案が原案どおり承認されて、役員選任が行われました。

 会則第2条で、この振興会の目的は、次のとおり謳われています。

 本会は、会員が相互に連携協力して地域企業の人材育成ニーズを把握し、必要とする実践技術の向上に努めるとともに、長野県南信工科短期大学校との相互研鑽と学校運営の支援を図り、お互いに連携・協力し合いながら、本県産業の振興と短期大学校の充実とを期すことを目的とする。

 役員を代表して会長に就任された長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センター地域協議会長の向山孝一氏(KOA(株)代表取締役会長)は、伊那谷の子どもたちが地元のものづくり技術を伝承していってくれることへの期待を込めて南信工科短大の支援に当たる決意を述べられました。

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 阿部知事吉田参議院議員(代理)、村上県議会副議長白鳥上伊那広域連合長から祝辞が述べられました。

 設立記念講演会は、信州製人工衛星「ぎんれい」の開発について、信州大学特認教授で「ぎんれい」プロジェクトマネージャーの中島厚先生からの講演が行われ、地元の中学生・高校生にも参加いただいて、たいへん有意義でした。

 「ぎんれい」については、前回記事をご覧ください。

2014年12月13日 信州の冬空に  【井月さんのこころ90】

 https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/nature/9370.html

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 ところで、先週末のふたご座流星群、皆さんは観ることができましたか。13日(土)は雪空で見られませんでしたが、14日(日)は21時頃をピークにたくさん飛んでいたようですね。

 衆議院総選挙の投開票事務が終わって帰宅し、夜半に眺めた東の空には下弦の月が出ていましたが、南の空にはプロキオン、シリウス、ベテルギウスの一等星がつくる冬の大三角形が綺麗に見え、オリオン座の赤いベテルギウスの下に三つ星と一等星の白いリゲルなどからなるオリオン大星雲がクッキリと見えており、時折ふたご座流星群とみられる流れ星を観ることができました。

 衆議院総選挙(小選挙区)の投票率は、全県が55.48%(前回比7.88%ポイント減)、第5選挙区が59.86%(同8.16%ポイント減)となりました。上伊那では、伊那市が前回に続き19市中トップの60.99%、駒ヶ根市が4位の58.89%、上伊那郡が62.18%で、上伊那計では61.15%(前回比8.35%ポイント減、10所中では木曽の66.91%に次ぐ2位)となりました。

 投票参加を呼び掛ける啓発活動を街頭や企業・学校に出掛けるなどして行ってきましたが、残念ながら前回を大きく下回る投票率に終わる結果になってしまいました。

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 投票率の低さは全国的な傾向でもありましたが、感銘を受けた出来事もありました。ある企業で早朝氷点下の出勤時間帯に投票参加啓発のティッシュ配りをしました。

  寒空に素手でティッシュを配りけり  青巒

わざわざ手袋を脱ぎて受け取る人あり。

   頭が下がるその礼節に  朴翆

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