い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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鳥のように【井月さんのこころ53】

 春の訪れとともに小鳥の活動がにわかに活発になる。営巣・産卵・育雛に大忙し。早朝東の障子窓に日が当たって明るい。ふと空をよぎる鳥の影が黒くうつった。気温はまだ寒いが、凌ぎやすくなり静かな長閑な朝だ。「鳥影さす」とは良い一瞬を捕えた。一九八八年新潟県長岡市に建立の句碑「鳥影のささぬ日はなし青簾 井月」も似た発想。ただし、青簾は夏の季語。
 (長閑・春)



 さらに、

  舟を呼ぶこゑは流れて揚雲雀  井月

 以下、同様に竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 大河天竜川は両岸の住民を隔絶。橋があればにわかに交流は盛んになるが、橋は流れやすい。そこで、小舟で両岸を繋げる。対岸にいる船頭を呼ぶ声は春風に流れて空高く。空には雲雀のさえずりが。
 この句の碑が、一九九九年駒ヶ根市東伊那と対岸を結ぶ駒見大橋の竣工を祝って建立された。地域住民の喜びがよくわかる。
  (雲雀・春)

 15日(土)の午後、上伊那広域連合と経済団体の企画による
『上伊那タウンミーティング』が伊那市の越後屋において開催されました。
 参加者は、上伊那管内の市町村長、正副議長、経済団体等の代表およそ70名。
 主催者あいさつで白鳥孝上伊那広域連合長(伊那市長)は、医療、消防、児童福祉施設、南信工科短大などの上伊那地域の広域的な課題の進捗状況について触れながら、リニア中央新幹線整備を地域振興に活かして今後の産業・経済の活性化に結び付けていくために、県知事を招いて上伊那各界の代表者との意見交換を行ないたいと開催趣旨を述べられました。




 阿部知事から「平成26年度当初予算案のポイント」資料に基づいて講演があった後、参加者との意見交換が行なわれました。









 向山孝一氏(伊那テクノバレー会長)からは、若者の県外流出を食い止め、県外進学者を如何にして戻すかについて、
 御子柴茂樹氏(上伊那農業協同組合長)からは、雪害対策や人口定着の基盤を担う農業振興について、
 三原一高氏(駒ヶ根市議会副議長)からは、リニア中央新幹線地域振興推進本部の南信地域におけるあり方について、
 曽我逸郎氏(中川村長)からは、リニア中央新幹線建設に係る環境影響評価と建設促進の一体的な取組について、
 小坂泰夫氏(南箕輪村議会副議長)からは、知事が考える上伊那地域の魅力について、

 それぞれ発言があり、
 熱心な意見交換が行なわれ、引き続いて懇親会に席を移して交流しました。



 さて、暑さ寒さも彼岸まで、春一番が吹いて季節は着実に先へと進みます。
 年度末が近づき、先週末14日に課長補佐級以下の、今週20日に課長級以上の職員の人事異動の内示がありました。
 更に南へ旅立つ人、北へ帰る人・・・・

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