県税決算の慰労会あいさつ要旨

　税務課の皆さんに御慰労と感謝のことばを申し上げたいと思います。

　この出納整理期間中、課長を中心にチームワーク良く仕事をしていただき、２６年度を好決算にまとめていただきました。

　管内分（ゴルフ場利用税と軽油引取税は、下伊那と木曽分も上伊那で課税しています。）の県税収入は１００億１千３百万円余、前年度に比べ約４億５千万円の増であり、自動車関連の法人企業の好業績や給与所得の伸びによる個人県民税の増などを背景に２年ぶりの百億円台回復です。

　収入歩合は、現年滞繰あわせて９７．５９％と前年度の９６．７１％を更に０．８８ポイントものアップで、過去最高を更新しました。

　これは、現年分の全ての税目で前年度を上回る目標を設定し、滞納整理計画をしっかり立てて、チームワークで目標に近づけていただいた実にすばらしい結果であります。

　更に、自動車税についても、現年分の徴収率９９，８５％は、前年度を更に０．０８ポイント上回り、木曽を除いて県下で１番。現年滞繰あわせて９９．３６％も、課税件数が少ない木曽と北信には敵いませんでしたが、０．１９ポイントものアップ。昨年度９９％台に到達（９９．１７％）し、偶数年度は不利といわれていた上伊那でこれを超えるのは、正直厳しいと思っていましたが、２年連続の９９％台は快挙であります。

　これも皆さんお一人おひとりの御努力の賜であり、誇らしい成果であります。　心から感謝を申し上げます。そして、この成績を維持することは更に大変なことですが、今年度も一層の頑張りを期待します。

　お互いに頑張りましょう。

　「父の日」２１日（日）叔母の四十九日法要がありました。五月のゴールデンウイーク明けに亡くなり、「母の日」の火葬でした。八人兄弟姉妹（６男２女）であった父の18歳下の妹で、同じ町内に嫁いでおり、子供の頃には田植えの手伝いに行ったり来てもらったりした記憶があります。容態急変の知らせを受けて連休明けの５月７日入院先を見舞いましたが、言葉を交わすことはできず、その晩に亡くなりました。昨年、新米を摺ったからと叔父と一緒に届けにきてくださり、お茶を飲んでいったときに交わした会話が最後になりました。

　　英芳妙春大姉の大練忌供養に

　　　叔母逝きて早や父の日か満中陰　　青巒

　　　　　　　　青田に風の吹き渡りけり　　朴翆

　　　　　　けふの日や泪を包む汗拭ひ　　井月

　２２日（月）夏至。季節は、植田から青田へ。一面、ハナマンテンの濃い小麦色。

　　　麦の秋黄金の入日に経ヶ岳　　青巒

　今週の結びは、愚良子先生のこの句です。

　「春日愚良子句集」から

　　　麦の秋畝間は鴉の不良場所　　愚良子