2012.12.04 [ 地域振興局 ]
第3回目 上伊那地域景観ツアー(11月17日 いいいなの日)
堀先生
「見た目の大きさが程好いものは、見込み角が10度から20度となりますから、『』と『』との間に入ってきます。良い景観であるかどうかを見る時、こうやって手を出して見てください。」
堀先生
「良い景観の定義とは、
自分が良いと思ったもの ⇒ これは×です。
見たいものが見やすい状態にあるもの ⇒ これが○となります。」
「人間は動物もそうですが、目で情報を収集して脳で判断します。目からの情報が早く脳に送られると脳が満足するのです。」
(少しヘンなこと言い始めたな?)
堀先生
「例えば動物ですが、目からの情報が遅れると、小動物は大きな肉食動物の発見が遅れて食べられてしまいます。人間も目からの情報により判断しますが、遅れると脳は満足しない、イライラするとなります。」
「見える情報が早く収集できると、目は早く脳に情報を送り役割を終えることができます。これが『良いな』と思うのです。」
「見るということは、
見ているものを理解するために見る。
理解の手がかりを探して見る。
地域、街を理解するために見る。
ということですから、そのためには、山の上のテレビ塔のように小さくてはダメです。見たいものが見やすくないのもダメです。」
堀先生
「最初に写真を二つみます。みなさんどちらに行ってみたいですか?」
(一番目は、なんかゴチャゴチャした写真です。道路にゴミも出ているようだし、奥にはお城もあるからどこかの城下町ですよね。)
(二番目は、スッキリした写真です。建物の様式や奥に協会のようなものもあるから、どこだか分からないけれど、ヨーロッパのどこかでしょう。お金のこと気にしなければ、こっちに行きたいですよね。)
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804