2017.04.28 [ 地域振興局 ]
「当たり前」を支えるスゴイ人たち・・・
皆さん、こんにちは。
今日は、林務課から上伊那地域の農業と林業を陰で支えてくださる「ハンター」をご紹介いたします。
日々生活の中にある『当たり前』の陰には、たくさんの方の努力や支えがあります。
その一つに『食』があります。 野菜や果物などの農作物を美味しくいただけるのは、農家の方々のお蔭です。
また、私たちの身近な森林では、山を手入れし、木材を生産し、更には自然環境の保全を担う林家(森林所有者)や林業事業体の方々がいらっしゃいます。
でも、ちょっと待ってください・・・。農家や林家等の方はもちろんですが、実は、農作物や植栽木などに被害を与える野生鳥獣から、農林業を守るハンターの存在があることを、皆さんご存知ですか?
そう、残念ながら、あまり知られていないのです。
このハンターは『対象鳥獣捕獲員』と呼ばれ、野生鳥獣による農林業被害を防ぎ、被害軽減を図るために市町村長から任命され、日々貴重な時間と労力を割いて活動されています。
対象鳥獣捕獲員は、ワナやオリ、銃器を使用し、被害をもたらす野生鳥獣を捕獲します。こうした猟具を使用して、無事故・無違反、技術の向上を目指し、4月に長野県営総合射撃場(辰野町)で、上伊那猟友会主催により安全講習会が開催されています。
講習会では、対象鳥獣捕獲員が警察署等の担当者などから講義を受けるとともに、猟具を使用するうえでの正しい基本動作等を確認し合います。
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