2016.08.17 [ 地域振興局 ]
何が住んでいるのかな?? ~清水川(しみずがわ)で生き物調査~
人生初のブログに緊張しています、農地整備課のKです。
今回は8年前から実施されているイベントのお話です。
地域の皆さんが農地や農業施設、地域の環境を守る取組を支援する「多面的機能支払事業」というものがあります。
上伊那地域では現在97組織が活動していますが、その中の一つ「東春近農地・水・環境保全管理協定運営委員会」が石積み自然水路として貴重な機能を有する清水川の保全向上を目的に、伊那まつりと同日8月6日(土)の午前中に「生き物調査」を開き、私たち農地整備課の職員6名もお手伝いに行ってきました。
この生き物調査には、地元の保育園児や小中学校の児童生徒、保護者など総勢180人が参加しました。
清水川は伊那市東春近を流れ、天竜川へそそぐ農業用の排水路、地域の農業を支える大切な水路です。
水路には魚や昆虫など様々な生き物がいて、参加者は普段できない体験に服を濡らしながら夢中で生き物を捕獲しました。
「フィールドミュージアムいいじま」の先生に、捕獲した生き物を解説していただきました。
今回の調査で、ドジョウやアブラハヤなど魚類7種、サワガニやガムシ、ミズカマキリなど水生生物24種を確認しました。
真ん中の大きな魚はアブラハヤ、右のヒゲのある魚はドジョウです。
たくさんいる細なが~い魚はスナヤツメ、きれいな水に住むと言われています。
大型水生甲虫ガムシの幼虫、成虫になるとゲンゴロウと似た姿になるようです。
捕獲した生き物は、観察したあと清水川へリリースしました。
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