こんにちは、農地整備課Оです。

農地整備課では、平成19年度より地域の子供たちが、農業用施設の歴史を学び、農業や水利施設について理解を深めることを目的に、農業用水探検隊を実施しています。

本年度は伊那市立西箕輪小学校、辰野町立辰野南小学校、南箕輪村立南箕輪小学校、南箕輪村立南部小学校の4校の4年生、約130名に参加して頂きました。

探検隊では、数年前から西天竜幹線水路と企業局西天竜発電所、伊那西部畑地かんがい関連施設を見学（2015.09.03「南箕輪小が農業用水探検隊を体験」ブログhttps://blog.nagano-ken.jp/kamiina/local_office/16801.html参照）した後、伊那西部地区の農業用水を使って、パセリを育てている池田政幸さんのビニールハウスを見学させていただきました。

池田さんは、パセリを育てるのに安定した水の供給が重要で、水を管理することで、おいしいパセリを作ることができる、と説明していました。また、管理されたこのパセリは、苦くないとのことです。池田さんのパセリは、上伊那地域の学校の給食にも使われているそうです。

パセリ畑見学説明

子供たちからは、

「パセリ大好き！」「雨が降っているみたいに水出ているネ」「給食にパセリがでてくるのが楽しみ」という様々な感想がでました。

また、「1分間にどのくらいの水をかけているのか」、「どのくらいの大きさになったら収穫するのか」といった鋭い質問もあり、池田さんを困惑させる場面もありました。

パセリ畑散水状況

池田さんから、お土産に新鮮なパセリを頂いた子供たちはとてもうれしそうでした。

探検隊の取り組みにより、子供たちが、地元の食材を知るきっかけの一助になれば幸いです。