い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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上伊那農業高校の森林整備実習2016

林務課です。

平成28年10月31日、11月1日の2日間、長野県立 上伊那農業高校の森林整備実習が行われましたので、その様子をレポートします。

上伊那林業士会の林業士を講師に開催される上伊那農業高校の森林整備実習は、今年で11年目。伊那市内のお寺の裏山をお借りしての実習は、3年目になります。

チェーンソー操作と立木の伐倒技術の修得を目標に、8人の頼もしい講師陣が、緑地創造科の2年生39人の実習をサポートします。
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(森林整備実習の講師陣)

社寺林ということで、「始めの会」には檀家さんも挨拶に駆けつけてくださいました。眼下には富県の、のどかな景色が広がっています。
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いよいよ裏山へと入っていく高校生の皆さんを、お地蔵さんたちが見送ってくれています。

「今年も安全第一にね。」

 

 

 

 

森に入ると、先の2年の実習で伐った丸太の山。そして、今年伐るのは黄色のテープが巻かれた木です。

ほとんどが、今日、初めて立木を伐る生徒さんたち。「こんなに大きな木、伐るの?」と不安顔。

そんな彼らの気持ちを察し、手斧の雑学を披露して緊張を和らげるのは、講師の奥村さん。実習に入る前の雑談を通して、森や木の命を敬う気持ちをさり気なく伝えます。
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こちらの西村さんの班は、細めの丸太を輪切りにして、チェーンソーの使い方の基本を学んでいます。チェーンソーの持ち方や力の入れ具合など、一人ひとり、きめ細かく教わっていました。
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丸太が切れるようになったら、いよいよ立木の伐倒に向けて「受け口」を作る練習です。皆さんのドキドキ感がこちらにも伝わってきます。

 

矢島さん兄弟は、お二人そろって林業士。お兄さんの班では、かっこよく豪快な伐倒デモンストレーションで、まずは立木を伐るイメージづくりから。
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