い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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地域の元気創造中!~「いたずらサル群」行動マップづくり~

みなさん、こんにちはface02地域政策課のTです。
地域発 元気づくり支援金事業を活用した事業をご紹介します。
今回 辰野町の川島区有害鳥獣対策委員会の「いたずらサルの被害を減らす講習会」が下横川営農総合センターで開催されたため、参加してきました。

この講習会は、サルによる農作物被害に悩む川島地区のみなさんが、サルの目撃情報を専用のカレンダーに記録し、それをパソコンソフトで処理し、行動マップを作成することにより、サルの群れの行動パターンなどを把握することで、群れの追い払いにつなげていく事業の一環として行われました。


まずは、長年サルの撃退に取り組んでいる木祖村の中田耕平さんの講演がありました。

・サルは学習能力が高いため、常に捕獲檻の設置場所を変える必要があるが、同じ場所でも檻の向きを変えるだけでも効果がある。
・収穫が終わり農閑期になれば被害がないと思うが、その時こそ徹底して追い払う必要がある。
・人間が怖い存在であることを分からせるとともに、必要以上に追い払いをせず、サルにも安全地帯を作ってあげる必要もある。追いすぎると群れが分裂し、逆に被害が多くなる。
・農地や家の周りにエサになるものを置かないことと、周囲をきれいに片付けたり、人里に出てこないように森林整備をすることも大きな効果の1つである。
など経験に基づいた具体的なアドバイスをしていただきました。

(左:スライドによる講演 右:サルに付ける発信機・受信機の説明)

続いて上伊那地方事務所野生鳥獣被害対策チームから、県が実施している有害鳥獣対策事業の概要の説明がありました。

その後駐車場へ移動icon16
講師の中田さんオリジナルのサル用捕獲檻の仕組みについて説明を受けました。


エサをセットしている様子です。


踏み板に体重がかかったり、エサを取ったりすると・・・

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