第24回駒ヶ根市交通安全・暴力追放市民大会　祝辞要旨　８月４日（日）
　第２４回駒ヶ根市　交通安全・暴力追放市民大会が盛大に開催されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
　本日お集まりの皆様方におかれましては、日頃から市民の安全・安心を守る活動に御尽力いただいておりますとともに、県政運営の各般にわたりまして、御理解と御協力を賜わっており、この場をお借りして　厚く御礼を申し上げます。
　また、ただいま、交通・防犯に係る功労者表彰受賞の栄誉に浴されました皆様方には、誠におめでとうございます。　長年にわたる御功績と御尽力に対しまして、深く敬意を表しますとともに、更なる御活躍を御祈念申し上げます。
　さて、交通事故や暴力のない安全で安心な住みよい地域づくりは、全ての県民が等しく願っているところでありまして、長野県も新たな５か年計画「しあわせ信州創造プラン」を策定し、皆様方とともに地域の安全・安心を護ってまいります。
　上伊那地域における交通事故については、昨年は、死者数を８人まで減少させることができました。
　今年は２月から３月にかけて、死亡事故が多発し５人の尊い命が失われております。先週末には飯島町で６人目の死者が発生してしまいました。
　今の時期は、夏の行楽期・お盆の帰省時期で車が増えるシーズンでありまして、地方部としても、なお一層の交通事故防止活動に努めてまいりますので、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
　一方、暴力団による凶悪な犯罪や事件につきましては、比較的、平穏な状態が続いてはおりますが、様々な手口でお金を騙し取ったりする特殊詐欺などで、組織実態を隠した活動が続けられているようであり、県民生活や社会経済活動に対する脅威は衰えていないものと思います。
　県といたしましても、関係機関・団体と相互に連携しながら、様々な施策を展開しているところですが、安全で安心な明るい社会を実現するためには、地域の皆様が連帯意識を高め、一体となって運動に取り組んでいくことが大切であります。
　本日このような大会が開催され、多くの皆様が交通安全・暴力追放の決意を新たに集われたことは大変意義深いことでありまして、この大会を契機に、皆様方お一人お一人が安全で安心な地域づくりのために、一丸となっていただくことを期待申し上げます。
　結びに、駒ヶ根市の益々の御発展と、市民の皆様の益々の御健勝をご祈念申し上げまして、激励のことばとさせていただきます。