2013.09.06 [ 歴史・祭・暮らし ]
日本の話芸に触れて
初めて投稿させていただきます。落語好きの者です。
8月25日、伊那文化会館の大ホールで82銀行主催の落語会「はちに寄席」が開催されました。
82銀行創立82周年記念として、県下10ヶ所で開催されている落語会。運良く抽選に当たり参加させていただきました。
直に落語を聞くのは3年振り。
今回の出演者は 林家 正蔵師匠に林家 三平師匠及びそのお弟子さんなど。
ご存知のとおり、このお二人はご兄弟、義兄は下伊那郡下條村出身のタレント 峰 竜太さんです。因みに、峰さんの実家は下條村から泰阜村へ行く途中にあります。
演目は正蔵師匠が「お菊の皿」、三平師匠が「悋気の独楽」で両方とも古典に属する噺。古典落語は時代が遡るため、その噺の社会や世情がある程度分からないと面白さが伝わってこないけれども、そこはプロ、ある部分では現代風にアレンジし、素人でもわかるよう噺を組み立てていただきました。
笑いに包まれた2時間でした。残念なことは、館内撮影禁止ということで、師匠の皆様が務める高座を写真に収めることができなかったことです。
また、落語の前座として、西箕輪の「羽広の獅子舞」が上演されました。今年度で400年を迎えた地域の伝統芸能。雌雄獅子で、雄は口を閉じており、雌は口を開いて舞うというもの。多くの獅子は口を閉じているので珍しい獅子舞だと思う。現在は、羽広の仲仙寺で小正月に近い日曜日に見られるとのこと。
最近このような催し(落語会)が各地で開催されおり、喜ばしいこと限りなし。
次は9月10日の落語会(伊那文化会館)にも参加する予定です。
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