2013.09.22 [ 歴史・祭・暮らし ]
らぶりぃ飯田線 番外編(後)~ 鉄道のまち 豊橋・遠州に学ぶ
(前編に続いて)
それでは、路面電車でGO!
市電(路面電車)を使えば、38万都市豊橋の中心部一帯、吉田城や博物館等名所を歩いて巡ることができます。(左 ハリトリス正教会 右 豊橋市公会堂(国有形文化財))
せっかくの遠出ですので、夕飯は、郷土食の「菜飯田楽(なめしでんがく)」と、現在売り出し中の新名物「豊橋カレーうどん」の二食分を完食。うみゃーであかんわ!(思わず偽名古屋弁!)
老舗の菜飯田楽屋さんの中で、「合唱劇 カネト」の8月公演のパンフレットがありました。
飯田線開通に多大な貢献をされたアイヌの測量士 川村 カ子ト(カネト)さんの物語を、三河の皆さんは今も大事に伝えています。
http://www.kaneto.com/
翌朝、前日のリサーチで知った地元で有名なローカル線、天竜浜名湖鉄道(天浜線 新所原駅~掛川駅)を目当てに乗り込みました。海側に奥浜名湖、山側に三ヶ日みかんや茶畑の風景を望み、野や林や田畑の中をゆっくり走るローカル線の旅のよろこび・・・
(天浜線とは・・・
旧国鉄二俣線を引き継いだ第三セクター天竜浜名湖鉄道が運営する鉄道路線。東海道本線の内陸部バイパス線として浜名湖北岸67.7kmの観光エリアを巡ります。全路線にわたり木造駅舎・プラットフォーム・転車台など36件もの施設が国の登録有形文化財となっている”鉄道遺産路線”です。)
多くの駅がレトロな木造駅舎のよい雰囲気を残していることと、それぞれの駅舎が複合利用施設として、”駅中グルメ”としてパン屋・レストラン・そば屋・中華・喫茶などを併設しているのには驚きです!
イベントやグッズ、情報発信も充実、「天浜線サポーターズクラブ」も支えとなっています。
http://www.tenhama.co.jp/spot/)
天浜線の一番の見どころ、転車台と鉄道歴史館のある、天竜二俣駅で下車。
駅の観光案内所のおじさん「伊那から来たの!伊那や高遠、何度も行ったけどいいところだねー!」と天竜川上流へ憧れをこめてお話ししてくれました。
(左)天浜線への地元や鉄道ファンの想いが伝わる展示。(右)地元食材による駅限定特製駅弁。どんこやまいたけご飯、美味でした。やっぱり駅弁は大事ですね!!
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