2016.03.12 [ 歴史・祭・暮らし ]
春雨に鯉はねる頃 【井月さんのこころ157】
3.11の東日本大震災から5年の歳月が経過しました。
復興は未だ道半ば。きずなを大きな教訓に、まだ行方不明者の捜索が続けられています。
こちらは、2013年11月30日みちのく旅行にて撮影した写真です。
津波で町職員や住民43名が犠牲となり鉄骨だけが残された宮城県南三陸町の防災対策庁舎は、一旦町が遺族の声を踏まえて解体を表明しましたが、宮城県が震災遺構として震災20年後の2031年まで建物を所有して保存し、その後改めて町が保存の是非を判断することとされたとのことです。
2013年12月14日 獣や大根に恩を感ずるように【井月さんのこころ39】
春彼岸が近づき、一雨毎に春めいて退職の日も近づきました。
春雨に名残りの鯉も跳ねしかな 青巒
今週の結びは、愚良子先生のこの句です。
「春日愚良子句集」から
番傘を切にほしいと春の雨 愚良子
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