い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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翁の日に【井月さんのこころ35】

次なる百年に向けて石室を活かした立派な山荘が完成し、教育や山岳観光の振興に寄与することを期待します。

さて14日(木)は、旧暦10月12日 芭蕉翁の命日でした。

芭蕉翁に心酔し、その俳文「幻住庵記(げんじゅうあんのき)」を諳んじており、その生き方を見習って俳諧一筋の生涯を貫こうとした井月さんです(遡回その3)。
井月さんは詠みます。

我道の神とも拝め翁の日  井月

以下、この句の評釈について、井上井月研究者である竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

旧暦十月十二日、芭蕉翁の命日。芭蕉様は俳聖。その命日に、遺徳を偲んで俳諧の道の神とも崇めて拝めと自身に言い聞かす。
それに比べて、小林一茶は、「芭蕉様の脛をかじって夕涼み」と言い、「芭蕉さまの脛をかじってどうやら俳諧師として暮らしていると、自嘲を踏まえた傾倒を示す」(宮脇昌三編『俳人井月探究』)。二人の差異を見る。
(翁の日・冬)

そして、更には
明日知らぬ小春日和や翁の日   井月

続けて、この句の評釈についても同様に引用させていただくと・・・、

小春は陰暦十月の異称。春のような穏やかさ。芭蕉は、元禄七年(一六九四) 秋大阪で臥床。「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と妄執の句を残して、十月十二日其角ら門人の見守るうちに五十一歳で永眠。
芭蕉の忌日を時雨忌といい、「必ずよお十二日の初時雨」と一茶も詠んだ。
今年の翁の忌日は小春日和だが変わりやすい時節、明日は分からない。
(翁の日・冬)

写真:小春日和の経ケ岳



B-1グランプリ全国大会が9日(土)10日(日)の2日間、愛知県豊川市で開催され、長野県からは伊那市「伊那ローメンズクラブ」と駒ヶ根市「駒ヶ根ソースかつ丼会」のいずれも上伊那の2団体が出場しました。
全国からの出展64団体、2日間で58万1千人の来場者があり、お客さんが投票した割り箸の重さを競う大会で、ゴールドグランプリ(第1位)には福島県浪江町の「浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)」が獲得されたとのことです。ベスト10までの順位が発表されましたが、残念ながら「伊那ローメンズクラブ」「駒ヶ根ソースかつ丼会」とも入賞は果たせませんでした。
詳細は応援に行った地域政策課のM(弟)さんから後日報告していただきます。乞う御期待!
今回「駒ヶ根ソースかつ丼会」は新しいゆるきゃら「駒ぶぅ」を連れて参戦しました。

「駒ぶぅ」と名付くるキャラの冬温し  青巒



ストーブのようにカッカと熱くなっておられる本庁の某課長さんへ一句献上仕ります。
立ち技が効かぬ相手にゃ柿紅葉  青巒
寝て見上げれば熟柿はひとつ  朴粋

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