2013.11.15 [ 食・農・旅 ]
伊那谷と山肉のベストマッチ! 山肉&地酒パーティー
魅力発掘探検隊(歴史・祭り・暮らし班)のIです。
11月10日(日)に開催された「週刊いな1300号記念 山肉&地酒パーティー」に参加してきました。
以前にいただいたこの上伊那の某民宿のクマ鍋、某店のシシ鍋(牡丹鍋)の美味しさとの二度の出会いが今も忘れられず、”山肉”と聞いて出かけてしまいました(取材費は当然自腹です・・・)。
伊那谷の豊かな山の恵みに感謝、です♡
会場は高遠さくらホテル。敷地内に秋咲きのサクラが咲いていてびっくり!紅葉をバックに。(秋の花見の名所もできるといいですネ)
主催者挨拶の後は、「食べる前に見る!」本日のメインゲスト、日本を代表する動物写真家”自然界の報道写真家” 宮崎 学さん(駒ヶ根市在住 左写真の男性)のスライドショー。
宮崎さんからは、森林を木材、燃料、肥料等可能な限り資源として活用してきた私達の生活が変化し、東京五輪の頃より国策でカラマツやヒノキ等の植林に移行したことで、40年以上を経て利用されない”荒れた”森林は野生動物たちの楽園となり、かつてなく”最高潮に”増加している実態を数々の貴重な写真とともに説明いただき、皆さん大変興味深く聞いていました。(私達の気づかない極々身近に野生動物たちは暮らしていること、高原牧場は動物達のレストラン、道路にまく塩化カルシウムは鹿の塩分補給サプリになっていること等、実に面白いです)
次に、南信濃遠山郷の「肉のスズキヤ」社長 鈴木理(まさし)さん、酒文化いたや代表(伊那市) きき酒師の中村 修治さんと宮崎さんのトークショー。三人とも現在「週刊 いな」で記事を連載されています。
鈴木さん(右写真 右から二人目)からは、材木が年貢であった時代から遠山郷は狩猟が根づいており、山のプロである猟師から仕入れていること、山の恵みである獲物をできうる限り加工活用する技術を肉屋として追及している旨のお話がありました。
中村さん(右写真 左から一人目)からは、地酒王国長野県の中でも、伊那谷は東と西、各地で水の硬軟が異なることで、多様な味の酒と酒蔵が存在すること、そして米どころとして農家とともに酒米からつくり上げる試みが続けられている事例などのお話がありました。
御三方の音頭で「カンパーイ!!」
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