農政課のAです。

これまで旬の農産物の情報などをお伝えしてきましたが、農政課では畜産関係の業務も担当しています。
今回はそんな畜産関係のご紹介です。

6月の上旬に伊那市にある入笠牧場で牧場への入牧検査が行われました。

「入牧検査って？」

という方も多いと思いますが、入牧検査とは、牛を牧場へ放牧する際に放牧前の体重を量り、また寄生虫駆除の注射を行うなどの放牧のための諸検査のことです。
放牧は広い農場で動き回ることで、乳牛の足腰を鍛え、乳の出をよくするために行われます。
入笠牧場を管理するJA上伊那を始め、南信地域の畜産関係者、地方事務所、家畜保健衛生所等行政機関が集まり検査が行われました。

今年は南信地方の乳牛33頭が入笠牧場へやってきました。

写真は入笠牧場の様子

牛たちはトラックで運ばれ、トラックから降りると柵へとつながれます。

写真上はトラックから降りていく牛
写真下は柵ににつながれ検査を待つ様子

一通りそろったところでJA上伊那他関係機関による挨拶が行われ、一頭ずつ検査が行われます
検査では体重測定のほか、健康状態のチェック、寄生虫駆除の注射等が行われます。

写真はJA上伊那による挨拶の様子


写真左は検査を待つ牛
写真右は検査場所
検査場所の畳の下に体重計があり、その上に載せて体重を量ります

写真左は検査場所へ向かう牛
写真右は検査を受ける牛

写真左は注射を受ける牛
写真右は検査を終え軽やかな足取りの牛