2013.08.02 [ 農業改良普及センター ]
電気柵で牧場へのニホンジカの侵入を防ぐ
上伊那農業改良普及センターのMです。
伊那市と富士見町の境、入笠山には入笠牧場があります。
夏の間、畜産農家から牛を預かって放牧するための牧場です。
近年ニホンジカが増加し、牧場にエサを求めてやってくるようになりました。
牛の食べるための牧草をシカが食べてしまうのです。
そこで、牧場内に侵入しようとするニホンジカの侵入を防ぐため、牛の放牧用の牧柵の外側90cm、高さ45cmの位置にリボンワイヤー電気柵を平成21年に設置しました。
雑草が繁茂すると、漏電して効果がなくなってしまうため、草刈りによる維持管理が重要です。
このたび野生鳥獣害上伊那対策チームとして、草刈りに行ってまいりました。
白い線がリボンワイヤーの電線です。この1本の電気柵が効果を発揮します。
牛たちは、涼しい山の上の広い放牧地で束の間の避暑です。
なんと!JA上伊那が管理するキャンプ場があり、人間も宿泊することができます。
詳しくはJA上伊那東部支所(0265-94-2473)へお問い合わせください。
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