上田保健福祉事務所のヤマキチです。北国街道を行く~前編(東御市滋野乙~上田市中央)の続きです。前編は上田市中央の海野町商店街の一角にある高市神社で終了しましたので、後編はそこからスタートします。
まずこの高市神社について、地元自治会の案内板には、真田昌幸が上田城築城と同時に神社を作ったこと、徳川軍と2回戦ったが落城せず…落ちないことから、合格祈願のお札を販売し受験生のパワースポットとなっている旨の記載があります。
また、運の石があり「右から左へなでれば悪運を祓い、左から右へなでれば良運が開け…」との記載があります。高市神社の案内板には、上田城築城の際本海野から海野町を移築した際、本海野の白鳥神社より霊力宿る石を授かり祀ったのが高市神社の御神体の霊石であること、霊石には直接触れることができないため、高野山麓の九度山より縁のある神石を移し運の石として祀ったこと、運の石の御利益として、「①一度なでれば本人に長寿開運をもたらす、②毎月二十日の縁日になでれば意中の人に長寿開運をもたらす、③十一月二十日のえびす講と一月二十日の初えびすになでれば金満の願いが届く」旨が記載されています。
このブログを記載することにより、海野町の由来が東御市の海野宿ということ、高市神社と白鳥神社の関係を知れて大変勉強になりました。
(高市神社、休憩にも良いスペースです。)
(運の石、たまに通勤時になでていますが、ご利益はどうでしょうか?)
高市神社を出発し、原町に出て池波正太郎真田太平記館の横を通り、中央3丁目交差点を左折し北国街道の街並みが楽しめる柳町へ入っていきます。柳町は、北国街道の宿場町として、また明治時代には呉服屋の並ぶ商いの町として栄え、現在は酒蔵、みそ蔵やグルメが楽しめる街となっています。柳町の詳細ついては、信州上田北国街道柳町の公式ホームページがありますので、そちらをご覧ください。
(原町にある池波正太郎真田太平記館、直木賞作家池波正太郎と戦国歴史浪漫『真田太平記』の魅力について紹介しています。)
(真田十勇士ウォーキングマップ、池波正太郎真田太平記館前にあるもの。他市内に何か所かあります。)
(道しるべマップ、柳町の入り口近く等にあります。)
(石畳の柳町、南側入り口から)
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