2021.03.22 [ 子ども・若者職員のみつけた情報コーナー文化レストラン・ショップ ]
絵本「いないいないばあ」の絵を描いた瀬川康男さんのこと
こんにちは。上田地域振興局総務管理課Kです。
『いないいないばあ』という絵本をご覧になったことはありますか?
表紙で、大きなくまさんがこっちを向いている、あの絵本です。
昨年末(令和2年11月24日)の重版により、700万部刊行と話題になりました。すごいですね。
700万部ですよ、700万部。もちろん我が家にも1冊あります。ぼろぼろでお見せできませんが。
『いないいないばあ』(童心社)は、「松谷みよ子・ぶん、瀬川康男・え」。
このコンビの絵本はたくさん出版されています。
ところで、作家・松谷みよ子も、画家・瀬川康男も長野県にゆかりのある方です。ご存じでしたか?
松谷みよ子は太平洋戦争時に、中野市に疎開していたと聞きます。
そして、画家・瀬川康男は、平成22年(2010年)年に亡くなるまでの約30年間、小県郡青木村で暮らしていました。
私はそれを、彼の生前、知っていたのですが、訪ねて行くことはできませんでした。
(そりゃ当たり前)
瀬川康男は、「いないいないばあ」の感じとは少し違う「細いペンで書かれたと思われる絵」の絵本もたくさん描いています。例えば、「絵巻平家物語」、「ひなとてんぐ」などなど。
私は、瀬川さんの絵は絵本でしか知らないのですが、その細かな線がぎっしりの絵が好きです。
私がいちばん好きなのは「かっぱかぞえうた」と「ぼうし」です。(いちばんなのに2冊ある・・。)
《かっぱかぞえうた 瀬川康男作・絵 福音館書店》
さて最近、青木村郷土美術館に、瀬川康男の絵画がたくさんあることを知り、行ってみることにしました。
青木村郷土美術館は、以前アルクママさんと出掛けた国宝三重塔のある大法寺の境内にあります。
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