2021.04.09 [ 職員のみつけた情報コーナーまちづくり ]
青木村五島慶太未来創造館に展示されているジオラマを紹介します
こんにちは。総務管理課の虎鉄です。
2021年3月28日に上田電鉄別所線が全線開通し、1番列車が通過した様子をオーの一族さんが投稿してくれました。
上田電鉄は東急グループの傘下ということで、創設者である五島慶太の出身地青木村からもお祝いのイベントが企画されました。
(2021年3月22日Kさん投稿記事の2ページ目をご覧ください。)
その中の1つとして、2021年6月17日まで五島慶太未来創造館で別所温泉駅のジオラマが展示されていると聞き、取材に行ってきました。
創造館の入り口には、東急玉川線(現 東急世田谷線)の80形」「東急線の3000系」で使われていたスポーク車輪があります。
お目当てのジオラマがありました!
こんな素晴らしい技術と根気で作り上げた方はどんな方なんでしょうか、1度会ってみたいですね。
あ、後ろをふりむいたらおられるじゃないですか。
実は、製作者は上田地域振興局の企画振興課長なんです。
展示の前にじっくり写真を撮らせてもらったのですが、この精巧さ!
この季節にふさわしく、桜が満開ですね。
終点の別所温泉駅で電車を降り桜を見た時の、わくわくするような春の気分まで再現されているみたいです。
上から見ると、ドローンを飛ばして撮影した写真のようです。
この作品は、機芸出版社主催 第29回TMSレイアウトコンペの入選作品とのこと。
是非皆さんも青木村五島慶太未来創造館でご覧ください。
せっかくなので、常設展示のジオラマも学芸員さんに案内していただきました。
東急沿線の田園都市と渋谷の街の世界観がじゅっと凝縮されています。
電車を動かすこともできるんですよ。
私、子供が鉄道ファンだったので「虎鉄」というライターネームにしたのですが、小さい頃だったら、たぶん半日はこのジオラマの前から離れずに、ずっと電車を動かしていたと思います。
(今はすっかりゲームとかユーチューブとかそんなものに興味が向いてしまって、電車の「で」の字も出てきません。軽井沢から碓氷峠を下っていったところにある碓氷峠鉄道文化むらとかよく行ったなあ。)
渋谷の街の看板は、本物から字を変えてあるそうで、ちょっとした遊び心を探すのも楽しいですよ。
他にも、五島慶太の生い立ちや近代日本の経済発展を担った功績がわかる展示も盛りだくさんで、なんと入館は無料なんです。
お近くに来られた際には、ぜひお出かけください。
最後に宣伝を1つ。
令和4年1月31日(月)まで企画展「渋沢栄一と五島慶太」展が開催されています。
渋沢栄一の描く理想のまちを実現した五島慶太。2人の先人の仕事を振り返るとともに、渋沢栄一と信州のつながりを紹介しています。
これを見れば、今年の大河ドラマをより深く知ることができるかも!?
五島慶太未来創造館
青木村田沢3270-3
0268-49-0303
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