2018.10.24 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所北アルプス地域の歴史・文化・暮らし ]
黒部ダム~黒部川第四発電所~黒部渓谷を巡る旅①
皆さん、こんにちは!
今日は、先月職場の皆さんと一緒に行ってきた黒部ダム、黒部川第四発電所、黒部渓谷の旅をご紹介します
それではスタート!
まずは黒部ダムに向かうため、扇沢駅へ。この日は平日でしたが、既に多くの観光客の方々がいらっしゃいました!
腹が減っては戦はできぬということで、早速おつまみを購入。
このおせんべい、食べだしたら止まりません。まさに、やめられないとまらない○○えびせん状態です(笑)。
話が脱線しましたが、ここから関電トンネルトロリーバスに乗り込み、富山県の黒部ダム駅を目指します
ちょっとここでトロリーバスのご紹介
このトロリーバスは、立山黒部アルペンルートの関電トンネルと立山トンネルでのみ運行されている、日本で2路線しかない超レアな乗り物で、名前にバスとついてはいますが、実はバスではなく、鉄道という位置づけの乗り物です。
そして、この関電トンネルのトロリーバスに乗れるのは、なんと今年の11月30日まで
昭和39年から運行を開始し、これまで54年間にわたり多くの方に愛された通称トロバスの歴史に幕を下ろします。
そこで、ラストランとなる11月30日まで、「トロバスラストイヤーキャンペーン」と題して、記念乗車券を販売するなど様々なイベント等が開催されています。
残り約1か月・・・・これは行くしかないですね乗ったことのある方もない方も、最後に会いに行きましょう!
と、ちょっと寂しくなってしまいましたが、来年からはこのトロバスに代わり、より環境にやさしい電気バスにバトンタッチとのこと。新しい車両も気になりますね
それでは、いざ黒部ダムへレッツゴーです!
道中はこんな感じです。黒部ダム建設時に資材搬送のため大町側から掘られた長いトンネルの中を進んでいきます。
所々に見える青いライトは、このトンネルを掘削する際に、最大の難所であった破砕帯を示しています。
摂氏4度という冷たい地下水と土砂が毎秒660リットルも噴き出したとされる破砕帯。
トンネル全長5.4kmのうち、破砕帯の長さは80mですが、この80mを工事するのに、約7か月もの時間を要したというから、その過酷さは想像を絶します。
そんな当時の様子に思いをはせているうちに、黒部ダム駅へ到着!
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