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クマとの遭遇を避けるために

北アルプス地域振興局林務課です。

北アルプス地域も雪が融け、屋外での活動が心地良い季節となりました。
クマも冬眠から目覚め、エサとなる山菜等を求めて山中を動き回ることから、山菜採りなど山林内に入って目撃したり、ばったり出遭ってしてしまうこともあります。4月から5月2日現在まで管内でも2件の目撃情報がありました。

これからのシーズンは、登山やキャンプ、山菜採りなど山林内に立ち入る機会が増えることから、クマとの偶発的な遭遇を避けるため一層の注意が必要です。

では、クマに遭わないためには・・・・・
・森林内への立ち入りや、山際で農作業をする際はクマに人間の存在を知らせるため、鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるようにしましょう。
・クマの活動が活発になる明け方・夕暮れ時の外出はなるべく避けましょう。
・クマの糞や足跡を見つけたら引き返しましょう。
・子グマを見つけたら近くに母グマがいるので、そっと立ち去りましょう。

♦もし、出遭ってしまったら・・・・・
・ゆっくり後ずさりして離れましょう。
背中を見せて逃げるのは禁物です。逃げる物を追いかける習性があります。
また、大声で叫んだり、石などを投げつけたりしてはいけません。刺激しないようにしましょう。死んだふりは効きません。

♦本当に襲いかかってきたら・・・・・
・人間の急所である顔や喉、後頭部や腹などを守れる姿勢(地面に伏せて両手で首の後ろをガードするなど)をとるようにしてください。
手持ちの道具(ナタや枝など)で、反撃して追い払いに成功した例もありますが、必ず成功するとは限りません。

まずは、クマに出遭わないことが最善の防御手段ですので、山林内はツキノワグマの生息地として意識し、十分気を付けて行動してください。

長野県 北アルプス地域振興局林務課 林務係

〒398-8602 長野県大町市大町1058-2
電 話 0261-23-6519(直通) 内線2212
FAX 0261-23-6565
e-mail kitachi-rimmu@pref.nagano.lg.jp (林務課)

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