2016.08.08 [ その他 ]
よみがえるトットちゃん電車
こえ溜めがある。もちろん本物!?は入っていない。だから匂いはしない。だが、映画監督の山田洋次さんは、あの匂いには郷愁がある。匂いをつけたらどうだろうか!!!とおっしゃっていた。
7月23日(土)にオープンした「トットちゃん広場」のことである。松川村の安曇野ちひろ美術館の北隣に開設された。当日は美術館館長の黒柳徹子さん、いわさきちひろ記念事業団理事長の山田洋次監督をお招きして、式典や餅まきが行われた。いわさきちひろさんと黒柳徹子さんのご縁は、黒柳さんのベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」に、いわさきさんの絵が挿絵として使用されたことに由来する。ほんわかとして優しい、いわさきさんの絵は、筆者の世代にとっては教科書などにふんだんに使われていて、とてもなじみが深い。
チンドン屋のパフォーマンスもあった。トットちゃんこと黒柳徹子さんが、このチンドン屋をながめていて、小学校を退学になった。しかし、これがきっかけとなって、電車の車両を教室とするトモエ学園のお世話になることになったのだ。この電車の教室「トットちゃん電車」が松川村に復元された。車内にしつらえられている机や本棚などの家具類は、池田工業高校の子供たちがこしらえた。
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