北アルプスCOOL便 北アルプス山麓に広がるこの地域の大自然はもちろん、 歴史、文化、おいしい食べ物など、さまざまな魅力を皆さんにお届けします!

北アルプスCOOL便

北アルプス山麓に広がるこの地域の大自然はもちろん、 歴史、文化、おいしい食べ物など、さまざまな魅力を皆さんにお届けします!

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 北アルプスCOOL便 > テイクアウト信州 > 安曇野の自然あふれる松川村ちひろ公園の隠れた宝石 – ヒマラヤンキッチン体験記

安曇野の自然あふれる松川村ちひろ公園の隠れた宝石 – ヒマラヤンキッチン体験記

皆さん、こんにちは。安曇野の自然に囲まれたちひろ美術館。その第1駐車場の敷地内に佇むネパール料理専門カフェ「ヒマラヤンキッチン」を訪れました。

お店のプロフィール

店名: ヒマラヤンキッチン
ジャンル: カフェ・ネパール料理
特徴: 松川村に21年間住んだネパール人オーナーさんによる本格カフェ
場所: 安曇野ちひろ公園第1駐車場内
営業時間: 11:30〜16:30(不定休)※記事執筆時点の情報です。

メニューの魅力

  • ネパールチャイ(ホット・アイス)
  • ラッシー(プレーン・マンゴー)
  • スパイシーサンド
  • ネパールカレー(曜日限定) など

まずは「ネパールチャイ(アイス)」をいただきました。一口飲んだ瞬間、ミルクティーの甘さとスパイスの香りが口いっぱいに広がります。甘さと香辛料のバランスが絶妙で、夏には暑さを忘れさせてくれるような爽やかさがありました。

「美味しい!」思わず声に出してしまいます。筆者はチャイを飲んだことがあまりないのですが、普段飲むミルクティーとはひと味違う、本場の味を堪能できました。

 

 

 

 

 

 

今回は「スパイシーサンド」と「限定ネパールカレー」も味わってきました。

スパイシーサンド

一見シンプルなサンドイッチですが、噛めば噛むほど口の中に広がるキーマカレーとスパイスの香り。

生地もカリッとしたピタ風で、普通のサンドイッチとは一味も二味も違います。

野菜の歯ごたえとスパイスのハーモニーが絶妙で、軽食でもしっかり満足感があります。

限定ネパールカレー

不定期(5月は木・金だそうです)で提供される限定カレー。今回いただいたのは、じっくり煮込まれたチキンカレー。

日本人向けのマイルドな辛さの中にも深い旨味があり、スパイスが単なる「辛さ」ではなく「風味」として活きています。

ライスにトッピングした玉子もいい組み合わせです。付け合わせのサラダもさっぱりとして良いアクセントに。

 

 

実はネパールにもある?ネパールのおばあちゃん直伝という豆腐ドーナツもいただきました。ふんわりとした生地にほのかな甘さでこちらもおいしいです。

 

オーナーさんのこだわり
松川村で21年間暮らしてきたオーナーのシェルパ・ザンムーさん。日本の文化に合わせながらも、自国ネパールの味を大切に守り続けています。

地元の食材とネパールのスパイスを組み合わせた料理は、まさに「松川村とネパールの融合」と言えるでしょう。

 

絶景を楽しめる特等席
ヒマラヤンキッチンの特筆すべき魅力のひとつが、その立地です。ちひろ公園内のベンチに座り、カフェで購入したドリンクやフードを手に景色を眺めると、素晴らしい美しさに出会えます。


今回はあいにく雲が多い日でしたが、晴れた日には、雄大な北アルプスの山々がくっきりと見え、まるで絵はがきのような風景が広がります。

季節ごとに表情を変える山々と、手前に広がる松川村の田園風景のコントラストは、忙しい日常を忘れさせてくれる、ゆったりとした特別な時間を与えてくれます。

オーナーさんの心温まるおもてなし
オーナーのザンムーさんの気配りも素晴らしいものです。初めて訪れた客にも、まるで古くからの知り合いのように温かく接してくれます。
お話好きのザンムーさんの笑顔が絶えないサービスは、料理の味と同じくらい心に残ります。

「ネパールのヒマラヤと日本の北アルプス、どちらも山の景色も好き」というオーナーのザンムーさん。故郷と第二の故郷への深い愛情を感じます。

訪れる価値
ちひろ美術館を訪れる際はもちろん、このカフェ目当てに松川村を訪れる価値があります。本場の味にこだわったドリンクとフード、21年間地元で愛され育くまれた味わいを体験できる特別な場所です。
安曇野の自然を眺めながら、遠くヒマラヤの香りを感じる——そんな不思議な体験ができる小さなカフェ、ぜひ足を運んでみてください。

このブログのトップへ

このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら

北アルプス地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0261-23-6500
FAX:0261-23-6504