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北に帰れてよかったね!諏訪湖と鉛とコハクチョウの話・中~マガモが教えた摘出手術~

筋胃は文字通り厚い筋肉でできているので、
これまで手術は無理とされてきていました。

しかし望月先生は腺胃(せんい)と筋胃の中間を切開し、
鉛の摘出に成功。

栄養補給をしながら暖かい場所に寝かせたところ、
マガモは3日目に見違えるほど元気になったのです。


(諏訪湖畔で休憩するマガモ)

しかしそのマガモのケージに
米を置いておいたことが裏目に出ました。

空腹を覚えたマガモは3日目にいきなり米をパクパクと食べ、
4日目にパタッと倒れて死んでしまいました。

手術後は点滴とおかゆで、
ゆっくりと回復させるべきだったのです。

望月先生は心の中でマガモに「ごめんなさい」と謝りながら、
徹夜でそのマガモの解剖を行いました。

切開した場所はもろく、
傷口が癒着せず開いたままになっていました。

それを見たとき、望月先生の頭の中に
こんな声が聞こえてきたそうです。

「(胃の上の方ではなく)ここ(筋胃の下の方)を切りなさい。
ここしかポイントは無いよ」
「縫合が心配だったら
裏返すと非常に強靭な薄膜(はくまく)があるので
それを利用して縫合しておけば、
強力な運動が筋胃で起こっても
(傷口が)開くことはないし
白鳥にとっても負担の少ない手術ができるよ」

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