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昔は八ヶ岳にもいたライチョウと温暖化の話・上 ――バードフェスティバル諏訪3――

(だから「旅に出たい」という欲求は、
人間を含めほとんどの動物に共通する本能なのかもしれません!)

実際、2018年に中央アルプスの
木曽駒ヶ岳で半世紀ぶりに見つかったメスのライチョウは
羽毛の遺伝子解析の結果、
乗鞍岳から飛んできたものだと分かりました。


(画像は標高3025mの乗鞍岳)

ライチョウは一度に
20キロ以上飛べると言われています。

(石川県の白山では2009年、
70キロ離れた北アルプスもしくは御嶽山から飛来した
ライチョウが見つかっています。
低山で休憩しながら、飛んできたのでしょうか)

木曽駒ケ岳のメスライチョウも
はるばる乗鞍岳からやって来たのに、
いざ着いてみたら不運にも
まわりにオスがいなかったのです。

このメスは2019年の春に
無精卵を抱いていたのですが、
中村浩志信大名誉教授を中心としたチームが
環境省の事業として
乗鞍岳でライチョウの巣を探索。

他のメスたちが産んだ有精卵を少しずつもらって
木曽駒のメスライチョウの無精卵と入れ替えたところ、
7月1日には見事5羽のヒナがかえっているのが
確認されました!

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