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昔は八ヶ岳にもいたライチョウと温暖化の話・上 ――バードフェスティバル諏訪3――

ちなみに、かの有名な平塚らいてうは、
乗鞍岳のライチョウにシンクロするという
「神秘体験」をしたことからこの名前を
使うようになったのですが、
その話はまた別の機会にいたします。

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【人を怖がらない鳥】

古くから山岳信仰が盛んで
「山は神様の住まうところ」とされてきた日本において
ライチョウは「神の使い」とみなされ、
大切にされてきました。


(画像は「女(め)の神山」とも呼ばれる蓼科山)

明治期には狩猟の対象となりますが
明治43年(1910年)には捕獲禁止となり、
大正12年(1923年)には天然記念物に、
昭和30年(1955年)には特別天然記念物になりました。

日本の高山の多くは長年
「精進潔斎して登る修行の山」だったわけですから、
「高山帯での狩猟」は何となく「罰当たり」
という意識が人々の間にあったかもしれません。

そのせいか、数十年の狩猟期間があったにも関わらず
ライチョウには「人を怖がる」性質が定着しませんでした。

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