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昔は八ヶ岳にもいたライチョウと温暖化の話・上 ――バードフェスティバル諏訪3――

「いいね」欲しさにやったのでしょうが、
それが原因でヒナが死んでしまうことだって
あり得るわけですから、
絶対にやめてほしい行動です。

(それにライチョウの捕獲は
文化財保護法、種の保存法、自然公園法で禁止されていて、
罰金や懲役などの罰則規定も設けられています。)

また、イヌワシやオコジョといった従来の天敵だけではなく、
テンやキツネ、ハシフトガラスが
人間が捨てた残飯につられて高山帯に来るようになりました。
(中には山小屋で越冬するテンもいるそうです)

さらに温暖化のせいでしょうか。

小型の猛禽類であるチョウゲンボウも現れ、
ヒナを狙うようになりました。

またニホンジカやニホンザルなどが高山帯に現れ、
ライチョウのエサである
高山植物を食べるようになりました。

(特にサルは困ったことに
ハイマツの松ボックリがお好みのようで、
ライチョウの生息地によく出没するそうです)

しかも近年、
ライチョウを捕食するニホンザルの姿が
中村名誉教授によって確認されています。

まあ、サルはライチョウを食べにくるというより
高山植物を食べにきたら偶然そこにライチョウがいた、
という感覚なのかもしれませんが、
すばしっこいサルはライチョウにとっては脅威ですよね。

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