みなさんこんにちは🎵 林務課林産係です(^^♪
マツタケといえば信州ということをご存知ですか?(過去15年間の内13年間は長野県が生産量全国1位です)
昨年は全国の生産量の約27%にあたる8.6tが長野県で収穫されたそうですΣ(・□・;)
南信州地域でもアカマツ林が多く、松茸の生産も盛んですね(^^♪ 今年は数年ぶりの豊作で、直売所ではたくさんの松茸を目にすることができます♬
【土の中から頭を出した松茸】
※毎年キノコ狩りに夢中になって、遭難事故や滑落事故等が発生しています。山へ立ち入る際は足元等に十分注意してください。あと、熊🐻にも要注意!鈴やラジオなど音の出るものの携帯も忘れずに!!
さて、先日南信州地域振興局の林務課林産係では、林業と労働災害の現状と、木材が森林から伐り出される作業のシステム等について勉強会を開催しました。
残念ながら、新型コロナウイルス感染症対策のため、少人数での研修となってしまいましたが、作業中の現場も見学することができました(^^♪
【研修の講師をしてくださった地元の森林組合現場担当者さんから説明をうける様子】
午前中は、林業における労働災害について、死傷災害や死亡災害の発生状況の推移や、作業種別、年齢別の発生状況について確認しました。
また、平成31年に一部改正された林業労働安全衛生規則の内容について復習しました。
その1つ【下肢の切創防止用保護衣の着用】をご紹介します!
チェンソーを使用した作業でもっともケガをする確率の高い場所が下肢(下半身)の部分で、特に左足に集中しているんです💦そのため、下半身をチェンソーから守るために防護衣の着用が義務化されました!
「防護ズボン」や「チャップス」と言ったほうがみなさんは馴染みがありますよね♪
これらはチェンソーの刃の接触から下半身を守る防護衣で、特殊な繊維が入っておりチェンソーの刃が防護衣と接触すると、繊維がチェンソーに絡みついて刃の回転が停止するという優れもの!最近では、ストレッチ機能付きのものや、おしゃれなデザインなものなど、アウトドアショップでも目にすることがあるくらい普及しているんですよ!!
【チャップスの一例】
保護衣は日本産業規格(JIS)に適合しているもの又は同等以上の性能を有するものを着用しなければなりません。
伐木作業を行う事業者や作業者の皆さん、必ず保護衣を着用してくださいね!!
午後は、搬出間伐の現場を見学しました。森林作業道と架線系のシステムを組み合わせた現場で、スイングヤーダで伐採木を作業道まで集める【集材作業】の様子を見学しました。
スイングヤーダ:建設用機械に集材用ウインチ(ワイヤーロープを使った巻き上げ機)を搭載した集材機。
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