2020.10.15 [ その他 ]
食改ステップアップ研修会を開催しました
みなさんこんにちは。
保健福祉事務所のMです。
コロナ禍の中、多くのイベントが中止になっている今年度。
地域のコミュニティカフェや健康教室、お料理講座等もしばらく実施を見合わせている地域が多いようで、「新しい生活様式」でもなにかできないだろうか?と悩ましいところでした。
食生活改善推進協議会、通称「食改さん」も、そんな思いを抱えるボランティア団体のひとつ。
(保健所が事務局を担い、地域の健康づくりの輪を広げるための活動をしています。
詳しくはこちら。)
この食改さんを対象に、感染症対策をしっかり実施したうえで「ステップアップ研修会」を行いましたので、その様子をお伝えします。
当日参加してくださったのは、飯伊地域の会員代表者19名。そして、管理栄養士を目指す学生8名。運よく学生の保健所実習中に開催できたので、参加してもらいました。
この日のテーマは「若い世代の食事習慣を知ろう!」というもの。
毎年食改さんは高校に出向いて講座を行っているので、そのための勉強会です。
ポイントは大きく分けて3つ。
1.朝食をほとんど食べない人は約2割。起床から外出までの時間が短いほど、食べない人が多い。
2.朝食や主食・主菜・副菜をそろえた食事を食べることは「健康に良い」とプラスのイメージを持つ反面、「準備が面倒」とマイナスのイメージを持つ人も多い。
3.日ごろから健全な食生活を心がけている人は約半分。心がけていない人も約半分。幼少期の食生活が、大人になってからの意識の在り方に影響している。
(参考:農林水産省 若い世代の食事習慣に関する調査結果)
みなさんにも、「たしかに」と思うところがあるのでは。
この課題を少しでも改善しよう、ということで若い世代に対する食育に注目が集まっているんですね。
続いて「転倒・腰痛予防!いきいき健康体操」をみんなで行いました。
東京大学医学部附属病院 22世紀医療センターの松平教授が監修したこの体操。ロコモティブシンドローム予防におすすめとのことで、しっかり取り組むと体がぽかぽかしてきます。
(YouTubeはこちら。おうち時間でぜひ取り組んでみてください。)
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