2016.08.02 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス高山植物保護ボランティアに行ってきました(聖岳の巻)
【こちらが改修した防鹿柵。作業前(写真右)と比較し見違えるようです。】
【只今、打ち込み中!!】【強度を上げるため、支柱(C形鋼)の中へ鉄筋を挿入】
柵の外と中の違いは一目瞭然。柵の中では沢山のニッコウキスゲが鮮やかな黄色の花をつけていました。
【柵の中で咲くニッコウキスゲ】
【柵の中で咲くイブキトラノオ】【柵の中で咲くカラマツソウ】
ニホンジカによる食害の後、この柵が設置されてから、開花株になるまで7年を要しており、一度被害を受けると本来の姿まで戻るのがいかに大変かが頷けます。
【7/16 作業の後の反省会】【7/16 19時頃 夕月と上河内岳】
【7/17 鋼製網の垂れ下がりによる高さ不足の箇所は番線を張り鹿の進入を防止】【7/17 斜面での丸太打ち作業】
東海地方が梅雨明けした7/18(日)、4時頃東の空が茜色に染まり、4時50分小屋から御来光を拝むことが出来ました。
【聖小屋正面からの朝焼けと御来光】
最終日は6時から作業開始。シカの食害により大きく育つことができないニッコウキスゲの小さな株を小型のネット柵で覆う作業で、青空の下での気持ちのいい作業でした!!
【食害で大きくなれないニッコウキスゲの小さな株】【聖岳をバックに小型ネット柵を設置】
【斜面崩壊地の植生復元ネット敷設(茶色い部分が今回敷設)】【登山道脇の植生復元ネット敷設】
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