2017.07.25 [ 飯田合庁だより ]
阿部知事が出席し、飯田市でランチミーティングとタウンミーティングが行われました
総務管理課のTです。
7月22日(土)に、阿部知事が来飯し、ランチミーティングとタウンミーティングがそれぞれ行われました。
地域の皆さんとの懇談の様子をお伝えします。
まず、ランチミーティングです。
今回は、正午から飯田市上久堅公民館において、長野県公民館運営協議会主事会の皆さんと、昼食を摂りながら約1時間半の懇談です。
「自治の担い手と支え手が育つ公民館活動について」活動報告や提言をいただき、意見交換しました。
御存知の方も多いと思いますが、長野県は公民館活動が盛んで、公民館の数は全国第一位です。全国14,717館のうち、その1割以上を占める1,520館が長野県にあるんです。中でも、中南信地域はその活動が活発な状況にあります。
公民館活動にかかわる多くの方々に傍聴いただきました
懇談では、単なる箱物の施設としての公民館ではなく、地域住民主体で活動する信州型・飯田型ともいわれる公民館活動をさらに推進していくことが重要であるという認識で一致した上で、県としての関わり方についても意見交換しました。
ちなみに、今回の昼食は、上久堅地区で高齢者への配食・見守り活動に取り組む女性農業者グループ「食工房十三(とさ)の里」の皆さんにお弁当をご用意いただきました。地元食材にこだわった内容で、参加者からも大変好評でした。
「食工房十三(とさ)の里」の活動報告とお弁当の説明をいただきました
続いて、場所を変え、タウンミーティングです。
午後2時から飯田市上郷の桜咲造(さくらさくぞう)において、飯田OIDE長姫高等学校が取り組む地域連携プログラム「Study egg」に参加する高校生や関係者の皆さんと「高校生が主体の楽しいまちづくり~「地域人教育」で羽ばたく高校生と支える地域~」をテーマに、約2時間の意見交換です。
会場となった「桜咲造」は、この「Study egg(スタディ エッグ)」に参加する高校生が中心となり、地域と協力して空き家を改修し2016年3月にオープンさせたシェアスペースなんです。会場は20人程の高校生や卒業生でほぼ一杯の状況でした。
これらの活動の報告をいただくとともに、地域活動を行っていく上での悩みや課題等について高校生の議論を拝見しました。その後、知事からは、自分たちがこうあってほしいと望むことを行えば、それが地域のためになるとのアドバイスがあったほか、リニアを見据えた地域の姿について意見交換を行いました。
メンバーから活動報告がありました
メンバー間での活動に関する熱心な議論が行われました
最後に、知事との意見交換が行われました
地域や社会のことを真剣に考え、活動し、自分の言葉で語っている高校生たちの姿に驚かされるとともに、将来の地域を担う若い世代の存在に頼もしさを感じた次第です。こういった意識や課題意識をいかに広げていけるかが、地域を元気していく鍵になると再認識させられました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404