南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

秘境駅から集落へ歩いてみた(上り編)

農地整備課のKです。
単身赴任している私にとって、南信州は新鮮!見どころ満載!で、家に帰らない週末には、温泉や国県道巡りなどをして、南信州生活を満喫しています。
今回は、数年前から是非とも行ってみたかった『秘境駅』に行ってきたので、その様子をご紹介します。

南信州を南北に貫く飯田線は、言わずと知れた「秘境駅の宝庫」として全国のマニアの知るところとなっていますが、今回はご紹介するのは、「秘境駅」を命名した牛山隆信氏の全国秘境駅ランキング2023年度版で第5位長野県内では最上位の一流秘境駅『田本(たもと)駅』です。

田本駅は、飯田駅から南へ14駅、各駅停車で約50分の、泰阜(やすおか)村にある、『車で行けない』駅です。

ちなみに、田本駅にも停車する「飯田線秘境駅号」は、飯田の水引とともに「クールジャパンアワード2019」を受賞しているんですね。

同じく受賞している山ノ内町の「スノーモンキー」のように、多くの外国人観光客の心をつかむであろうポテンシャルを生かし、外国人専用の秘境駅号(車内放送は外国語、JR東海では廃止された車内販売を復活など)を走らせてみるのもいいかもしれません。

まずは、飯田駅8:45発の列車で出発です。

天竜峡駅で乗り換え、更に南下します。
飯田線は天竜峡駅を境に景色が、がらっと変わります。
ちなみに大昔は、天竜峡から上流は大きな湖だったそうです。詳しくは「よって館天龍峡」で!

右手に天竜川、左手に絶壁、前後にトンネルの連続する区間を走ります。

【阿知川合流地点】


【中部電力㈱泰阜発電所】

9:35いよいよ田本駅へ到着
降りたのは私だけでした。
列車が行ってしまうと、鳥の声と沢の水音以外何も聞こえない、贅沢な空間が広がっていました。

駅は、ホーム1面、線路1線のシンプルな作りで、東は断崖、西は天竜川、しかも、線路の上り下り双方ともトンネルに囲まれているという、来るものを阻む雰囲気を醸し出しています。
さすが一流の秘境駅です。

【飯田方面】

【平岡方面】

駅舎がないので、まずは待合室へ
時刻表がありました。上り下り合わせて1日17本の列車があり、そこそこ本数はあります。

1 2

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404