2018.06.06 [ 南信州のイベント ]
“県歌制定50周年記念” 講演会「県歌『信濃の国』が結んだふるさとの姿」に参加しました
こんにちは、総務管理課のKです。
平成30年5月27日(日)に飯田市中央図書館で県歌「信濃の国」制定50周年を記念して開催された
講演会「県歌「信濃の国」が結んだ”ふるさとの姿”」に参加してきました。
当日は、用意された約50席はほぼ満席となっており、「信濃の国」への関心の高さが伺えた。
講師の大原 千和喜さんは、長年、中学校の先生を勤められ、退職後は農業のかたわら地域の歴史をまとめ 次の世代に引き継ぐ活動をされています。
時折ユーモアも交えて楽しくお話をしていただきました。
まずは、参加者全員で「信濃の国」を1~6番まで斉唱しました。
講演では、歌詞にまつわる地名や人物などを紹介されました。
また、「『信濃の国は 十州に~』の十州にはどこですか?」というクイズが出されました。
今の県名ならわかりますが、昔の地名となると全ては答えられませんでした。
ちなみに答えは「越後、越中、上野、武蔵、甲斐、駿河、遠江、三河、美濃、飛騨」です。
特に「上野」「遠江」の読み方は難かったです。皆さんはお分かりですか?
このほか、長野県を北と南に分ける「分県論」が県議会で持ち上がった時に、長野県は一つという思いから議場で「信濃の国」大合唱が沸き上がり分県は不成立になったことなどが紹介されました。
最後に「秀でたる信濃の山河を畏敬し、先人たちの努力に感謝します。私たちは、末永く県歌「信濃の国」を口ずさみ先人たちに劣らず励みます。」と締めくくられました。
県歌制定50周年の節目に、この「信濃の国」を学び直す大変良い機会となりました。
飯田市中央図書館では、6月21日(木)まで、県歌「信濃の国」に関連した資料を展示しています。
太宰春台の著書「経済録」、「聖学問答」も展示されていますので、ぜひこの機会にご覧ください。
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