2015.08.27 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
早稲田人形の繊細な動きに感動~南信州民俗芸能【2015夏】~
地域政策課のTです。
残暑真っ盛りでありますが、南信州の民俗芸能夏の陣もまだまだ真っ盛りです。
和合の念仏踊り、新野の盆踊りに引続き、今回は、8月23日に開催された阿南町の早稲田人形を観覧してきました。
人一倍暑さに弱い筆者ですが、猛暑など芸能継承に日々努めておられる皆さんの熱い想いを思えばなんでも無いとの強い意志?で出発。熱中症対策も万全に開始時間(午後1時)の30分前に会場の早稲田神社に到着しました。
←会場の早稲田神社は、国道151号「早稲田」交差点のすぐ西側にあります
炎天下を覚悟していたところですが、神社は巨木に囲まれていて、そのお陰で境内はほぼ日陰。心地よい風が吹き抜けてなんとも涼しいではありませんか。少し安心しつつ、境内を散策しながら開始を待ちます。
←奥に見えるのが早稲田神社の社殿
←社殿脇から人形芝居の舞台を臨む
南信州には、国の選択無形民俗文化財とされている3つの人形芝居があります。
飯田市の今田人形、黒田人形、そして今回の阿南町西條地区の「早稲田人形」です。
早稲田人形の開始時期は定かでありませんが、文政年間(1818~29)には活発に行われていたということです。昭和時代に一時衰退ましたが、昭和22年(1947年)に保存会が結成され再興を図り、今に至っているとのこと。
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