2015.02.18 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(21)住宅地にたたずむ無人駅「毛賀」
地域政策課のHKです。
飯田線シリーズ、今回は「毛賀(けが)駅」を紹介します!
(毛賀駅基本データ)
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無人駅
- ホーム 1面1線
- 場所 長野県飯田市毛賀
- 標高 403m
- 開業 昭和2年
- 一日平均乗車人員 111人(平成23年度)
毛賀駅は、伊那電気鉄道(飯田線の前身の一つ)が、八幡(現在の伊那八幡)から毛賀間を昭和2年に開通させたことに伴い、開業しました。
しかし、昭和18年に国鉄へ移管され、飯田線が誕生した際に、廃止されてしまいました。
しばらく廃駅となっていましたが、昭和20年2月に毛賀駅は復活しています。
ところで、「毛賀(けが)」という地名は少し変わっていますよね。
この地名が初めて文献に登場するのは、16世紀の戦国時代のことです。
江戸時代初期の17世紀前半には、”怪我”につながるということで嫌われたのか?、「たちばな(橘または立花」」に改名されています。
しかし、数十年経つと、また元の「毛賀」の地名に戻されています。
地名の由来はよくわかっていませんが、”毛”は動物や人の毛のことではなく、稲などの穀物につながる言葉です。(千葉市に稲毛(いなげ)という区があります。)
昔から、耕作が盛んな土地だったのかもしれませんね。
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