2025.02.19 [ 南信州の林業 ]
松川町で竹林整備講習会を開催しました!
令和7年2月15日(土)に、松川町内で竹林整備を自ら行いたい方を対象とした竹林整備講習会を開催しました。
南信州地域には600ha以上の竹林が有り、その多くは管理されず放置状態となっています。
放置された竹林は、枯れた古竹が折り重なってしまい、景観が悪くなる、野性動物の住処になり農業被害が起きる、風雪で倒れた竹が道路や家に倒れこむなどの悪影響があり、地域課題となっています。
この課題を自ら解決するためには正しい技術や知識が必要なため、竹林整備講習会を開催しています。
今回の研修は、松川町の住民14名を対象に、町内の「むらやま公園」脇の竹林で行いました。
講師は、この南信州地域で放置竹林の課題解決に取組む「NPO法人いなだに竹Links」の皆さんです。
【講師】
竹林整備は将来ビジョンが大切!
この竹林を絶やしたいのか、利用したいのか、それを先ず決めないと整備ができません。
先ず折れた竹や倒れた竹を切って作業スペースを作らないと竹林に入ることも作業することもできません。
作業スペースが出来たら、古竹を伐り青竹を間引きます。
伐った竹は棚積みします。
丈夫な青竹を正面に積み、その後ろに枯れ竹や枝を隙間なく詰め込みます。
枝をしっかりと払ってから積むことが重要!
徐々に作業に慣れ、棚が積み上がってきました。
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