2021.05.28 [ その他南信州の観光・自然・花南信州の林業 ]
『竹林整備で地域活性化』【とよおか旅時間】に竹ボイラーを設置‼
こんにちは(^^♪ 林務課林産係です!
皆さんが住んでいらっしゃる地域で最近、竹林が増えているなあと感じたことはありませんか❓
竹は、毎年3メートルほど地下茎を伸ばし、生育範囲を広げますΣ(・□・;) また、タケノコは2~3ヶ月で10メートルを越える高さまで育ち、一度伐採しても数年後には元の状態に戻ってしまいます💦
南信州地域は県内の竹林面積の約4割を占め、県内で最も竹林が多い地域!竹は昔から日用雑貨や工芸品として利用されてきました!!
しかし近年、竹製品の需要の減少や中国産の輸入タケノコが増えたことで、放置竹林が増えているんです!!
この度、タケノコを観光資源として活用する豊丘村で、竹ボイラーが設置されました♪
設置には“長野県の地域発元気づくり支援金事業”が活用されており、地域資源の循環による観光誘客が目的♬
設置されたのは、道の駅とよおかマルシェ北側にオープンした【とよおか旅時間】の敷地内! 【とよおか旅時間】の愛称は観光を直感的にイメージできる「旅」と村で過ごす素敵な「時間」を提案する思いからつけられたそう♬
竹ボイラーで沸かしたお湯は、道の駅に接続する屋根付通路に設置された足湯へも供給されています♨
村内各地で伐採された竹は軽トラックに乗る長さで持ち込まれ、専用ラックで保管されます♬
青竹は爆ぜたり燃えが悪いため、枯れた竹が適しているんだって💦薪のボイラーと一緒ですね(^^♪ 投入口は意外と狭く4・5本でいっぱいに!竹は立てて投入し、炉の中で燃え、だんだんと落ちてくる仕組み‼
燃料となる竹は、地域の人が周辺の竹林を整備して切り出した竹材を、【とよおか旅時間】へ持込むと換金できる仕組みです♪
設置された2槽の足湯は根羽村のスギで作られています🌲
誰でも無料で利用できるため、観光客の皆さんにも大人気!!
浴槽は手触りもよく、ぬくもりが感じられ、その名のとおりしあわせな「時間」を過ごせました♪ (家族で足が真っ赤になるまで満喫しました💦💦)
ぜひ南信州産材の素晴しさをご堪能ください‼
足湯の隣に目をやると、チョウザメの観賞用水槽も設置されています♪
こちらは、2019年に県の地域発元気づくり支援金を使ってプロジェクトを発足。南信州の清流を活用してチョウザメを育て、地域の新たな食として広めていこうとするものです。
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