2014.02.24 [ わたしたちの仕事 ]
農道工事に先立って行われた発掘調査の成果の展示
農地整備課のABCです。
本日2月24日(月)から、長野県佐久合同庁舎1階ロビーで、南牧村野辺山にある矢出川第Ⅷ遺跡(旧石器時代)の埋蔵文化財の調査報告のパネル展示が始まりました。
これは、長野県佐久地方事務所で県営畑地帯総合土地改良事業南牧地区農道工事を行うのに先立ち、長野県埋蔵文化財センターが調査し、出土した石器や陥し穴の写真をパネルで展示しています。
180点もの石器、石刃、石核が出土しました。
これは発掘調査時に見せてもらったナイフ形石器です。約3万年前の人が、これを使って獲物を解体していたことを思い浮かべると、なんとも不思議な気持ちになります。
こちらも同じ場所から出土した水晶の塊です。これほど大型の水晶が出土したのは長野県でもまれなことだとセンターの方が話していました。
これも3万年前の人が持ってきたものです。
2月27日(木)夕方まで展示していますので、合庁にお立ち寄りの際はご覧になってください。
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