農地整備課の「SKT46」です。
職場の窓から見渡せる景色を時々撮っていました。

気がつくと山の所々で、中部横断自動車道の工事による切土のり面やクレーンなどの重機が見えてきました。日々工事が進んでいることがわかります。

 
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さて、農地整備課でも中部横断自動車道と並行するように、農産物の広域的な集出荷を図るための広域農道佐久南部地区の建設を進めているので、その経過を報告しましょう。

皆さんご存知だと思いますが、平成２５年３月２７日に佐久穂町の町道榎田大張線から佐久から茅野へ抜ける国道２９９号までの延長約５ｋｍが開通しています。このほか佐久市臼田県道上小田切臼田（停）線から南へ約５００ｍが開通しています。
しかし、この開通個所が結ばれていないために、今のところはあまり活用されていないのが実情です。これを有効活用できるように、本年度は2件の土木工事を発注して、平成２７年度末には開通を目指しています。

１件目は、佐久市と佐久穂町を結ぶトンネル工事です。（仮称）臼田佐久穂隧道の開削で、延長は３１４ｍを予定しています。工事契約額は約１３億６千５百万円で、佐藤・竹花組特定建設工事共同企業体が請け負って進めています。工期は平成２５年１２月から平成２８年２月までです。
現在は、隧道掘削のための準備をしているところで、掘削は５月からを予定しています
 
もう１件はトンネルの南側の佐久穂町上で、トンネルと開通している町道榎田大張線までをつなぐ延長７１１ｍの道路工事です。工事契約金額は約２億５千５百万円で、地元の畑八開発㈱が請け負っています。工期は平成２５年８月から平成２７年６月までとなっています。
すでに地山の掘削が徐々に進み、地形も徐々に変化していきています。

広域農道の現場から辺りを見渡すと、中部横断自動車道の工事現場も見ることができます。着々と地域の道路交通網の整備が進んでいることがうかがえ、広域農道と同じく供用開始が待ち遠しいものです。

また佐久地方事務所農地整備課では、工事の内容と進み具合がわかるように、定期的に資料を課入口に掲示していますので、訪れた時にはご覧ください。

それから、小海町豊里でも工事をしています。既存の狭い農道を拡幅して広域農道とする工事で、延長９６０ｍの道路工事です。工事契約金額は約１億３千５百万円で、地元の㈱黒沢組が請け負っています。八峰の湯近くに広がる畑地帯において活躍する大型農業機械の通行や、高品質な高原野菜を市場へ出荷する大型車輌の乗り入れのために広域農道を整備しています。
日々、南佐久を拓く工事が進んでいます。開通によるにぎわいが楽しみです。