2017.09.11 [ わたしたちの仕事 ]
春日県有林間伐物語(その1)~調査編~
こんにちは!佐久地域振興局林務課のちよちよです☆あちゃこです☆
今年度、佐久市の春日県有林で間伐を計画しています。
現場はこの山です!50年生のカラマツの森林です。
間伐の内容は、保育間伐(※1)を3ha、搬出間伐(※2)を8haです。(予定)
いずれも、林に残された木を成長させるためにおこなうものです。
その林の最後の木材生産時に、品質の良い木材がたくさん収穫できるように計画するわけです。
(そしてまた木を植えて育てて、、と、森林のサイクルが回っていきます。)
そんな中今回は搬出間伐の調査を行ってきました!
林の中のどの木を伐るかを決めるためです。
2、3人程度でグループになり、調査を行う場所を分担して
① 木の立っている位置関係や、曲がりや傷を見ながら伐る木を選んでいきます。
② 伐る木の胸高直径(※3)を測り、野帳に記載します。
③ 伐る木の根元をナタで削り、県有林の刻印を打ちます。
これで、伐るべき木が伐られたかが切株の印で確認できる、という仕組みです。
○刻印を打っている様子(2時間くらい山の中を歩いた後の写真なので、疲れています・・・)
傾斜がきついところやトゲの多い藪だらけの場所があり、蒸し暑い日も多く大変な作業でした。
○山の中での休憩。傾斜がきついところは滑り台のようです。(木陰は涼しいなあ~)
トータル5日間で、1,300本ものカラマツに印をつけました!!
このデータを使って、搬出される木材の材積量と事業の収支を計算して設計を行い、事業を発注していきます。
次回は、事業が発注され森林整備が行われている状況を報告していきます!(その2へつづく)
お楽しみに☆☆☆
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