皆さんこんにちは、又三郎です。 ２月２１日（水）に小諸市で開催された「風穴のある場所の価値」活動報告に出席しました。これは、長野県建築士会佐久支部青年女性委員会が第６０回建築士会全国大会京都大会青年委員会セッション地域実践活動報告において日本建築士会連合会最優秀賞の受賞報告会です。

なぜ、又三郎が参加したかと言えば、この取組が、地域発元気づくり支援金を活用した取組だったからです。 ところで、皆さん風穴ってどんなものか知っていますか？これは「ふうけつ」といって、夏、冷風があふれ出るところです。日本の風穴のほとんどは、たくさんの礫が堆積した崖錐や岩塊斜面などにあります。 小諸市の氷（こおり）地区には、この風穴があり、地元「氷風穴の里保存会」や建築士の方などによる「信州小諸氷風穴を考える会」が作られ、案内板や駐車場の整備を行ってきました。 こうした取組が地域の活性化に貢献したと高く評価され、日本建築士会連合会最優秀賞の受賞につながったものです。

当日は、地元の方や建築士など約５０名の方が集まり、京都大会での発表が披露されたほか、風穴の仕組みについても説明がありました。 元気づくり支援金を活用した取組が全国的に高く評価されたことは、地域振興局としても喜ばしい限りです。最優秀賞受賞おめでとうございます。 みなさんも氷地区の風穴を一度ご覧になって下さい。

（ブログ記事作成：佐久地域振興局企画振興課　電話 ０２６７－６３－３１３２）