こんにちは。佐久保健福祉事務所のNHRです。
今回は、「食べて健康・健口長寿2023」というイベントに参加をしたので、レポートをさせていただきます。
11月3日(文化の日)に、佐久市の佐久平交流センターにて、公益社団法人 長野県栄養士会 の主催、一般社団法人 佐久歯科医師会 と NPO法人 長野県歯科衛生士会小諸佐久支部 の共催、佐久保健福祉事務所 の後援で開催されました。
(佐久平交流センター)
フレイル予防をテーマにしたイベントです。
「えっ?“フレイル”ってなに?」と思った方もいらっしゃるのでは。
フレイルとは、健康な状態から介護が必要な状態になる中間の状態のことで、この中間状態の時に、栄養・食生活、運動、社会参加の対策を行うことで、年齢に伴う様々な症状を予防することができます。(フレイルについて、詳しくはここをクリック)
また、食べるためには、“お口の健康”も欠かせません。口腔機能も年齢とともに、様々な健康課題が生じてきますが、このことをオーラルフレイルと言い、この対策も重要になってきます。(オーラルフレイルについて、詳しくはここをクリック)
高齢になれば、どうしても、衰えが見えてきます。ただ、その衰えを年齢のせいにするのでなく、体を動かし、健康的な食生活を実践し、社会参加や口腔ケアを行うことで、高齢でも健康に過ごせることができます。「フレイル予防」は、高齢期を健やかに過ごすにキーワードと言えます。
前置きはこのくらいにして、イベントのレポートです。
まずは、ミニ講演会の紹介です。フレイルについての解説、口腔機能や疾病と歯の健康、食生活とフレイル予防について、浅間総合病院口腔外科の奥山氏、佐久歯科医師会の新津氏、県栄養士会佐久支部の飯島氏の3名の講師によるミニ講演会がありました。非常にわかりやすくポイント抑えた講演で、皆さん、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
(ミニ講演会)
(ミニ講演会の様子)
講演会の他には、展示や体験、相談コーナー等もありました。
まずは、自身のフレイルの状況を把握するコーナーです。オーラルフレイルのチェックもします。
チェックの方法は、チェック表による簡単なチェックの他、握力測定、指輪っかテストを行いフレイル状況のチェックをしていました。(指輪っかテストについては、ここをクリック)
(指輪っかテスト)
(オーラルフレイルチェック)
栄養士会のブースは、食生活のポイントを伝える展示となっていて、管理栄養士から詳しい説明を受けたり、質問をすることができます。
“手ばかり”を利用したたんぱく質の計量方法や1日に必要なたんぱく質やその他の栄養素がとれる献立が展示されていました。
また、栄養・食生活相談(無料)もでき、じっくりと相談されている方もいました。
(1日分の献立の展示)
(手ばかりでたんぱく質量を知る方法の展示)
(フレイル予防の食生活の展示)
(栄養・食生活相談の様子)
→ 次のページに続く →
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
佐久地域振興局 総務管理課
TEL:0267-63-3131
FAX:0267-63-3105