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長野県ふるさとの森林づくり賞の授与式を行いました。

皆さんこんにちは、佐久地域振興局林務課の新米ハンターです。
今回は、狩猟に関することではなく、林業に関する内容をご紹介します。

皆さんは、『長野県ふるさとの森林づくり賞』をご存じでしょうか??

この賞は、「社会全体の共通の財産である森林を健全な姿で次の世代に引き継いでいくことを目指し、
県民の主体的な参加の下で森林づくりを進めるため制定された『長野県ふるさとの森林づくり条例』
(平成16年10月14日条例第40号)の基本理念に基づき、森林、林業の健全な発展に資するため、
その振興に貢献のあった者に賞を贈り、その功績を称える」といった趣旨で行われています。

さて先月、令和4年度の『長野県ふるさとの森林づくり賞』の受賞者について発表がありました。
https://www.pref.nagano.lg.jp/rinsei/happyou/230207press.html(長野県林務部プレスリリース)

佐久地域では、小海町の『親川生産森林組合』が実施している更新伐について、
主伐後の再造林といった「持続的な林業経営」の取組みとして重要かつ先進的な活動であることが
評価され、「長野県森林組合連合会長賞(森林づくり推進の部)」を受賞されました。

【功績概要】
『親川生産森林組合』は、小海町の親沢区・川平区の両区所有林を入会林整備事業により
平成5年5月に設立され、所有森林は267haあり、内人工林223ha(人工林率83.5%)で、
人工林のほとんどがカラマツとなっており、区有林時代から積極的に造林を進めてきたため、
カラマツ人工林の齢級構成は、61年生以上が約150ha(75%)となっており、多くが主伐期を迎えている。
主伐対象林分の有効活用と毎年の安定的な収入の確保を図るため、検討を重ね、平成29年度から
長期育成循環林施業による更新伐(モザイク林誘導型)を活用し、主伐・再造林に取組でいる。

 

                                     主伐前の森林の状況

        主伐(素材生産)の状況

         地拵え・植栽の状況

賞の授与式】
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の感染対策の観点から一同を介しての表彰式は実施せず、
各地域振興局ごとに賞状の授与等を行うことになりました。
佐久地域振興局では、2月27日に佐久地域振興局長室にて賞の授与式を行いました。
https://www.pref.nagano.lg.jp/sakuchi/sakuchi-somu/pressreleases/documents/050222jyuyo.pdf(局プレスリリース)

授与式では、初めに竹内林務課長より『長野県ふるさとの森林づくり賞』の趣旨および、
親川生産森林組合の功績概要について説明があったのち、長野県森林組合連合会  藤原会長から
親川生産森林組合  井出組合長へ賞状の授与が行われました。
また、賞の授与後、森林・林業に関した話題の懇談が行われました。

           賞状の授与

  藤原会長・井出組合長・新津副組合長・高橋佐久地域振興局長

         賞授与後の懇談の様子


【参考】

長野県ふるさとの森林づくり条例
https://www.pref.nagano.lg.jp/rinsei/sangyo/ringyo/shisaku/zean/keka/jore.html

 

佐久地域振興局林務課
0267-63-3152

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