
プロセッサの乗車体験。機械の操作説明に興味津々です。
山火事の被害材は、建築材などには使えないため、これまではあまり利用されませんでし
たが、この現場の木材はバイオマス発電の燃料として利用されます。
格好いい大型林業機械と新たな木材利用の方法など林業の未来を感じることができる現場
でした。
2番目の見学場所は、今年の7月に開庁したばかりの「佐久穂町役場新庁舎」です。
新庁舎では、外のエントランスや内装の壁や天井、カウンターや机などいたるところに佐
久穂町産のカラマツの木が使われていてとても素敵な雰囲気です。
「佐久合同庁舎もこんな内装ならいいのになぁ・・・。」というのは筆者の心の声ですが、
家や建物の材料に何の木が使われているかなんて、普段はなかなか考えないのではないで
しょうか。
町の職員さんから「今は白っぽい色をしていますが、何年かすると赤みがかったきれいな
色に変化していきます。」とカラマツ材の特徴も聞きながら、なかなか入る機会がない議
会場なども見学させてもらいました。

佐久穂町役場の議会場。机も内装も町有林産のカラマツです。
新庁舎では佐久穂町有林の木が材料として利用されていますが、佐久穂町有林で
は、伐った後は植えて育てて、成長したらまた使うという計画的な森林整備を進
めています。
石油などの化石燃料は使えば終わりですが、木材は植えて育てれば、循環利用が
可能な資源だということも、カラマツ材の魅力とともに学びました。
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