林務課のつるばみです。
山々の紅葉もそろそろ終盤の11月7日(土)に「高校生を対象とした林業職場
見学会」を開催しました。
この見学会は、進学や就職など進路を考える時期の高校生に「林業」という仕事
を知ってもらうきっかけづくりとして昨年度から開催しています。
今回は、佐久管内の二つの高校から、14名の皆さんが参加してくれました。
最初の見学地は、「佐久穂町 筆岩地籍」です。
平成31年4月に山火事が発生し、木が枯れたり弱ったりした森林を復旧するた
め、被害木を伐ってコナラを植える取組みについて、南佐久北部森林組合と佐久
穂町の職員の方からお話をお聞きしました。
続いて、実際の作業の見学です。
森林組合の班長さんが、チェーンソーを使って木を倒したい方向に「受け口」、
反対側に「追い口」という切れ目を入れていくと、大きな音を立ててアカマツの
木が倒れ、参加者からは「お~っ!!」という声が。
そして、最近、林業の現場で活躍している大型林業機械の「プロセッサ」が登場!
この機械を使うと、一番の重労働である木の枝を切り落とす「枝払い」→ 伐採
した木を一定の長さに切る「玉切り」という一連の作業が、ボタン一つでわずか
数十秒で完了するんです!
参加者の代表も運転席に座って、オペレーターさんの気分を体験させてもらいま
した。
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