3番目の見学場所は、羽黒下駅前の「株式会社 吉本」さんです。
明治20年創業の林業業界では知られた老舗企業さんで、自社の所有林や依頼を
受けた山の森林整備を行う一方、北は東北から南は九州まで、カラマツを中心と
した木杭などの土木用材を生産、販売している会社です。
以前聞いたお話では、東京お台場の埋立地の基礎杭は(株)吉本から出荷された
カラマツ木杭なのだとか。
(株)吉本の専務さんから、木材の土場兼加工場で製品管理の方法や丸太を加工
する工程等の説明を受け、会社の理念やこんな人が我が社には向いているかも。
などのお話を聞かせていただきました。
佐久地域を代表する木である「カラマツ」が、全国的に高い評価を受けているこ
とを知ることができました。

(株)吉本の土場で製品管理などの説明。製品は日本各地で使われています。
見学会の最後は、森林・林業について広く学ぶことができる「長野県林業大学校」
の紹介と、同校を卒業し、本年度から(株)吉本で働いている職員さんから、林
業大学校での体験談や、現在の仕事のやりがいなどを語っていただきました。

林業大学校の卒業生さん。参加者の皆さんへのアドバイスもいただきました。
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