長野県では「日本一創業しやすい環境づくり」を目指しており、下記に代表されるような様々な創業者支援の施策を行っております。佐久地方事務所商工観光課では「創業者インタビュー」と題して、佐久管内にて創業後５年以内の事業者に訪問して伺ったお話を発信しています。

保証料と金利を合わせた事業主負担が全国一低い
　「長野県中小企業融資制度―創業支援資金―」
創業者等の法人事業税を課税免除する
　「創業等応援減税」
登録された民間の専門家を派遣し、適切な助言等を行うことにより課題解決を図る
　「専門家派遣事業（創業間もない事業者向け）」
多岐に亘る経営課題や、地域活性化のために、地域の支援機関の皆様と連携しながら対応する
　「よろず支援拠点」

　本日ご紹介するのは佐久市にあるOUTDOOR Cafe＆Bar えんです。代表の中島正登さんにお話を伺いました。

―創業しようと思ったきっかけを教えてください。

　元々、隣にある実家のラーメン屋（八峰）で働いていたのですが、このテナントが空いたため、ちょうど良い機会だと思いました。そのため、幅広い客層が利用できる業態のお店を作り、この地域を盛り上げたいと思い、業態にカフェを選びました。
　忙しいお母さんが子どもを送り出した後の空いた時間にくつろいでいただいたり、中込に飲みに行く際の中継地点として寄っていただけたりするようなお店として地域に貢献できたらと考えています。

―御社の特徴を教えてください。

　燻製を使った料理です。一般的に燻製と言うと、お肉のイメージがあるかもしれませんが、お肉に限らず、ほとんどの食材を燻製にすることができます。今が旬の牡蠣のような魚介類も燻製にできますし、醬油のような液体も燻製にできます。それを利用してランチの具材に利用したり、バータイムにおつまみとしてご提供させていただいたりしています。

―ご自身の経験以外で参考にされたものを教えてください。

　私の場合は環境に恵まれており、友人に飲食店をやっている方が多いんです。そのため、そういった飲食店経営の先輩方のお店を巡り、メニューであったり、内装であったりを参考にさせていただきました。