2011.03.29 [ 鳥しらべ環境保全研究所飯綱庁舎 ]
カワアイサ,今年はまだいます!
3月29日,カワアイサは前回より半減し約700羽.ただし,昨年,一昨年は,この時期100羽以下でしたので,今年は繁殖地への移動が少し遅れている模様です.
これまでの経過については,研究所の「魚食性鳥類の生息状況把握」のページ(http://www.pref.nagano.jp/xseikan/khozen/sizen/wildlife/BIRDS.htm)を見てください.
残雪の中から顔をだすザゼンソウ.
カワアイサの調査の帰り,東信地域でザゼンソウの開花状況を見ました.ザゼンソウは仏炎苞(ぶつえんほう;赤い部分)の中にある肉穗花序(にくすいかじょ)が自ら発熱し,外気温が氷点下になっても20度内外を保っています.苞の内部をあたため昆虫による受粉を助けたりするといわれています.
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